村越 琢磨(Murakoshi Takuma) 土聞

陶器


村越 琢磨(Murakoshi Takuma) 土聞


1954年 愛知県新城市生まれ

1980年 陶芸家 梅原武平氏に師事(京焼の指導を受ける)

1997年 清水にて独立開窯(信楽の山土にこだわり作陶を始める)

2002年 長岡京市に居と窯を移す

2005年 東京銀座黒田陶苑で個展

2006年 第32回連展金賞受賞

東京銀座黒田陶苑にて2度目の個展


信楽の荒い土と自然の灰だけを使い長時間高温で焼き締められた作品。

焼き上がったものは完成ではなく永年使ううちにその人の暮らしや時間が染み込み味わい深くなっていきます。

日々使っているうちに成長し、使う人の体の一部のようになって初めて完成します。

村越さんの作品はガス窯で焼かれていますが穴窯や登り窯で焼いたような圧倒的な存在感のある器で作家さんの手の勢いや土、火を感じます。長岡京にこんな古民家が残っていたんだとタイムスリップしたような素敵な築120年の古民家に住まわれ、好きな骨董品に囲まれ日々作陶に励んでおられます。