陶器
公文 義博(くもん よしひろ) 茜窯・八ヶ岳
陶芸の道へ
東京の大学を出られ7年間の印刷会社勤務の後、瀬戸市の愛知県立窯業訓練校へ。
在校中築炉師大澤先生の指導の下、クラスの仲間と初めて薪窯を作る。
美濃の竹徳陶苑での勤務を経て八ヶ岳のリゾート会社が開設した陶芸教室の運営を任され薪窯での焼成経験を重ねながら瀬戸の鈴木八郎先生からは主に薪窯の焼成技術を、内藤無了先生から轆轤技術、美濃の熊谷忠雄先生からは志野を通じて焼成プロセスが土味や釉調に与える影響について指導を受ける。
八ヶ岳陶芸教室15年目の1999年に教室オーナーのリゾート会社からリフレッシュ休暇をもらい米国モンタナ州、アーチー ブレイ ファウンデーションで開催されたワークショップに参加し、ソーダ窯の技法と出会う。
その後も機会ある毎にソーダ窯、ソーダ窯の前身である塩釉、薪窯の勉強のためアメリカ、カナダ、イギリス等で開催されたワークショップに参加。
薪窯とソーダ窯との組み合わせに新しい可能性を模索し、多くの出会いによって学ばれ磨かれた技術を使いやすい器のデザインに実らせたいと願い制作に励まれています。
作家さんのおおらかな人柄と八ヶ岳の大自然を感じる器を日々の暮らしの中で楽しんで頂けたらと思います。